NBAミルウォーキーバックス所属、ヤニス・アデトクンポ選手のシグネチャーモデルであるNIKE フリーク4。23-24シーズンからBリーグに復帰した、馬場雄大選手がワールドカップで着用していたモデルでもあります。
1作前のモデルになりますが先日着用したフリーク5が非常に好印象だったため、こちらのモデルも気になり購入して使用しました。
結論から言うと、先日履いたフリーク5と比較して反発力、剛性が高めで個人的には好印象でした。
フリーク5は癖が少ないシューズだなと感じましたが、こちらのフリーク4はいい意味で個性的なシューズだと感じました。
グリップ
グリップ力はNIKEのバッシュの中では高めです。初回の使用時は少し滑る感覚がありましたが、数回履いたあたりからは高いグリップ力を発揮してくれました。
埃の吸着も少なめで、使用中のグリップ低下も小さめでした。
ソールの素材は通常のソリッドとなります。
最近のNIKEのバッシュは耐久性に優れたXDRソールや、お洒落な見た目のクリアソールが増えていますが、個人的にはソリッドがグリップと耐久性のバランスが良くおすすめです。
ホールド
アッパーは薄いメッシュ系の素材が使用されています。
私は横幅が丁度いいサイズだったため、横方向のホールド感については不満はありませんでした。
しかし足型が合わない方などはサポート力について、特に横方向に力が加わった際に靴の中で足が動くような感覚になるのではないかなといった印象を受けました。
かかと周りはクッションが厚く、内側に硬めのパーツが入っています。
そのため、プレー中にかかと周りが不安定に感じることはありませんでした。
また、ソール周りのパーツの剛性の高さも相まって全体的に安定感は高く感じました。
クッション
前足部の2つのズームエアポッド、踵は樹脂系のクッションが採用されています。
個人的には前足部のズームエアポッド、特に母指球側のズームエアが蹴りだす際に反発してくれて非常に好印象でした。
踵は樹脂系の素材で、こちらは反発というよりは衝撃吸収系の感覚です。
フリーク5と比較すると前足部の反発力はフリーク4の方が強く、フリーク5の方が柔らかめ。踵のクッションに関しては同等レベル~ややフリーク4の方が高めといった印象でした。
個人的には反発力をより強く感じられるフリーク4の方が好みでした。
サイズ感
フリーク4はグローバルラストが採用されています。
今回はEPラストが採用されているフリーク5と同じサイズ、アシックスとアンプレアルスLOWからハーフサイズ(0.5㎝)ダウンを購入しましたが、問題なく履くことが出来ました。
全体的に余裕のある構造で、特に窮屈に感じることはありませんでした。
特に足先は高さがあるため、個人的にはフリーク5よりも余裕がありました。
過去に着用したグローバルラストのバッシュでは、アシックスからワンサイズ(1㎝)アップして履いていた物もあるのでこのシューズは大きめなつくりとなっている印象です。
まとめ
フリーク4は反発力、安定感に優れるバッシュでした。
剛性が高いため、フリーク5と比較すると体重の重いプレーヤーにもおすすめできるモデルだと思います。
蹴りだしやジャンプの瞬間に、母指球周りに反発を感じたいといった方には特におすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が皆様のバッシュ選びの参考になれば幸いです。
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